カテーテル・アタッチメント外周のミーリング面の位相を合わせる検査治具を製作しました。
カテーテル・アタッチメントを最後まで締め込むとミーリング面の位相が合うようにします。
医療現場で施術者様が使用する際に締込み目安が一目で分かる様にしたい、とお客様からのご要望を頂き、当社で検査治具を考案し製作しました。
治具はネジゲージを使用し製作しています。
治具端面に3本の赤色の基準線を刻んであります。(図2)
組み立てた時の位相のズレを5°以下に収めるため、中心線から±2.5°の角度をつけた限界線を引きました。
治具に部品を取付け、角度を確認します。(図3)
この治具で位相合わせした製品はネジを締めてもミーリング面があっており、納品後にお客様の受入検査で合格と評価をいただきました。
当社では検査項目にあわせて検査治具の製作も行っています。