端面の研磨レス旋削仕上げ加工

研磨レス旋削仕上げ加工の加工事例をご紹介します。

 

 

S45C(Φ45)の端面に研磨レス旋削仕上げ加工をしました。

端面溝があっても研磨レス旋削仕上げ加工は可能です。

 

端面への研磨レス旋削仕上げ加工は多数の実績があります。

お気軽にご相談ください。

 

検査用治具の製作

カテーテル・アタッチメント外周のミーリング面の位相を合わせる検査治具を製作しました。

 

 

カテーテル・アタッチメントを最後まで締め込むとミーリング面の位相が合うようにします。

図1 カテーテル・ アタッチメント

医療現場で施術者様が使用する際に締込み目安が一目で分かる様にしたい、とお客様からのご要望を頂き、当社で検査治具を考案し製作しました。

 

 

 

 

図2 検査治具

治具はネジゲージを使用し製作しています。

治具端面に3本の赤色の基準線を刻んであります。(図2)

組み立てた時の位相のズレを5°以下に収めるため、中心線から±2.5°の角度をつけた限界線を引きました。

 

 

 

 

図3 角度の確認

治具に部品を取付け、角度を確認します。(図3)

この治具で位相合わせした製品はネジを締めてもミーリング面があっており、納品後にお客様の受入検査で合格と評価をいただきました。

当社では検査項目にあわせて検査治具の製作も行っています。

エアーマイクロメータ

エアーマイクロメータ(空気マイクロメータ)は空気の流量で物の寸法を測る比較測定器です。

図1 エアーマイクロメータ

当社では公差が0~+12μmの内径ハードターニング加工の検査で使用しています。
一般的な接触式測定器より精密な測定が可能で、繰り返し精度も高いことが特徴です。
シリンダゲージ、マイクロメータ等に比べて測定時間が短く測定者による誤差が生じません。
また、非接触式のため測定物に傷をつけず、薄肉形状や軟材種でも精密測定が可能です。

表面粗さによって測定値に影響がでるため、測定面の表面粗さの管理と高精度な仕上げ加工技術が必要です。